ごあいさつ


  第29回脳神経外科手術と機器学会(CNTT2020)
会  長  森田 明夫
日本医科大学脳神経外科学 大学院教授 大学院医学研究科長

 この度、第29回脳神経外科手術と機器学会(CNTT2020)を2020年3月20日(金・祝)、21日(土)に横浜で主催させていただきます。日本医科大学脳神経外科の教室員一同鋭意準備を進めているところでございます。

 脳神経外科手術と機器学会(CNTT)は脳神経外科手術・治療に関連する機器・知識・技術の進歩・発展を、医師・医療スタッフおよび医療機器関連企業が協力して推進することを目指した学術集会です。本学会は1992年に発足し、2020年で第29回を数えます。企業体との合同のセッションやミーティングがあるのも特徴です。今回はテーマを「脳神経外科の心・技・知」とし、脳神経外科手術に関わる技術だけではなく、それを裏付ける知識、新しい機器や手技を生み出す知恵、そして機械や技術志向だけではなく医療人として患者や医療への心をいかに保つかに焦点を当ててゆきたいと思います。

 本学会は医師による新規知識や技術の発表だけではなく医療機器メーカーの機器開発や最新のアップデート等の発表もいただき、熟練医による指導やシミュレーションモデルを使ったハンズオンにて機器の特性や手術のコツを知る機会も用意したいと思います。また私どもの教室で継続して行なっている若手技能選手権(5min championship)を全国版で実施するよう、公開募集したいと思います。我こそはと腕に自信のある先生はぜひご参加ください。本学会は様々な手術手技を学べる学会として手術ずきが集まる学会です。ぜひ演題を応募含め、学会や様々なハンズオンへの参加をし、活発なご発表・ご発言をお願いいたします。元気の良い会にしたいと思います。

また本学会の企業会員であるないに関わらず、医療関係の企業・機関のみなさまがたにはぜひ例年同様のご支援をお願いできれば幸いでございます。何卒よろしくお願い申し上げます。